天川写真-2

続きです。


ごろごろ水を目指して、車を走らせます。
採水場へ到着するも勝手が分からない。とりあえず駐車場へ車を入れて採水とは反対側へ止めたら、おじちゃんに「あの車の次ね」と言われ、ちんぷんかんぷんな私たち。少し様子を見ていると、順番が回ってきたら車ごと蛇口のそばにつけ、持ってきた水のタンクやペットボトルへ水を入れて車に積んでいく仕組みみたいです(^^ゞ
全然分かってなくて行ったもんだからどうしていいか分からず聞いてしまったよ。
(以下おじちゃんとの会話)…「あの〜お水を飲みたいんですけど…」 「あ〜飲むだけ?」 「はい…」 「じゃ、あそこの売店でコップ借りて、向こうへ行って飲んで」 「はい、分かりました。ありがとうございます。車はこのまま置いといていいですか?」 「いいよ」とのこと。


無事に、飲むことが出来ました!!
やっぱり蛇口は「24番」を選ぶよねw














冷たくて美味しいお水を飲んで、次はすぐ近くの「母公堂」へ。


母公堂
「ははこどう」と読みます。
役行者さまのお母様をお祀りしているお堂です。
お堂の前でお参りしようとしていると、お堂の守りをしていらっしゃる方(おじいちゃんです)が「外は寒いからお堂の中へ入ってお参りしてください。どうぞ遠慮なく上がってください」と中へ入れていただきました。小さなお堂ですが、中には7体お祀りされていました。御本尊はお母様です。
そして「少しお時間はありますか?」と聞かれたので「はい」と答えると「じゃ、少し説明させていただきますね」とのこと。
まず「お賽銭を入れていただいたから、そこの蝋燭へここの火をつけてそこへ立ててください。そしてどうぞこちらの仏様の近くへ来てください」「じゃ一緒に唱えましょうね」と、お経を唱え拝みます。
それが終わって、お堂の由来とか(と〜〜ても古くからある歴史のあるお堂でした)端から順番に仏様の説明を聞いていたところ、奥様がコーヒーをどうぞと出してくださいました。おおおおお恐縮です。
それからもいろんなお話を聞きました。役行者さまは634年生まれだそうです。スカイツリーの高さと同じだとwお!これで忘れないわ(^^ゞ
かなりゆっくりさせてもらって、御朱印もいただいて、帰りがけにプレゼントするわと、にわぜんきゅうさんの作品の言葉を書いたものをいただきました。心が落ち着きます。色々お話も聞けて嬉しかったし、近くでお参りも出来たし、なによりビックリしたのが、お堂は冬は閉まってしまうため今年は「今日で終わりなんですよ」と。まったく知らずに行きましたが開いてて良かった!!これも何かの縁ですね。とおじいちゃんも言ってました。ほんとそう思います。この方7年間お堂を守ってきたけれど、お年と体調の具合で来年3月で退き、春にお堂を開けた時には次の方に引き継いでいるそうです。行けて良かった!お参り出来て本当に良かったです。色々とありがとうございました!
おじいちゃんに聞いたので、女人結界門のところまで行ってみました。


大峯山は今でも女人禁制を貫いていて結界門からは入れませんので、頂上にある大峯山寺へも当然私たちは行けません。
昔に比べたらかなり減ってはきているものの、入れないところは今でもあるんですね。男性の方は登山して参拝しているようです。



この時点で13時ごろだったかな。お腹が空いてきましたw
洞川温泉の辺りまで戻って食事です。25日のエントリーに載せた「茶がゆセット」をいただきました。
残すは、これまた絶対に行きたかった「みたらい渓谷」へ向かいます。


つづく…。